アンティークならではの繊細な彫刻 ₊˚⊹幻想的な色彩✧・゜:かつての英国の貴婦人たちが、愛と誇りを込めて身につけていた豪華で美しいアメジストのリング。ヴィクトリア時代の美意識を受け継ぐ、繊細かつ優雅なデザインは、熟練の職人技が織りなす芸術品。時を重ねるごとに深みを増していく素敵なジュエリーです₊· ͟͟͞͞➳❥ ⋆ こちらは1919年英国製。宝石はアメジスト、クラシカルな細工が周囲を取り囲む9金のリング。全体に英国の伝統技法であるチェイシング（Chasing）技法によりアカンサスの葉が施されています。当時は女性たちの社会進出が進む中で、より洗練されたデザインが求められるようになりました。ジュエリーは繊細ながらも確かな存在感を持つものが好まれ、象徴的なモチーフが取り入れられるようになりました。特にアメジストは程よい高級感と落ち着きがあり、宝石の持つ意味合いも「知性・誠実・愛の守護石」良く、女性たちが自らの品格や教養を象徴する宝石として好んで身につけていました。 こちらはそんな当時の美意識と憧れが反映しているようなリングです。アメジストは神秘的な透明感と、わずかにピンクのニュアンスを帯びており、深い赤～紫色の綺麗な色をしています。角度を変えるたびに、深みのあるパープルから、やわらかなピンクが滲み出るように輝き、光を受けるごとに違う表情を見せてくれます。全体に施されているチェイシング技法は、金属表面に模様を打ち出す装飾技法の一種で、手作業で細かな彫り模様を作り上げるため、大変な技術と時間を要します。現在の機械的な大量生産では再現できない、アンティークならではの特別な技法です。アカンサスの葉は古代ギリシャ・ローマの装飾にルーツを持ち「不屈の精神」「生命力」の象徴とされ、ヴィクトリア時代のジュエリーにも頻繁に取り入れられていました。身につける人に永遠の美しさと強さをもたらすと信じられています。こちらのリングは状態も素晴らしく、100年以上経ているものとは思えない程麗しい美を纏っています。 自立した女性の手元を飾っていたような、想像が膨らむ一品です ₊˚⊹ 年代：1919年 素材：9金 宝石：アメジスト 宝石鑑別書付 サイズ：約15号 コンディション：Very Good : 若干の歪み #英国 #アンティーク #イギリスアンティーク #リング #ジュエリー